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硫黄島からの手紙

やっと見てきました。
授業の後に見るつもりでいたら、今日の授業で先生もちょうど紹介してた!!
でも、あの映画をイギリス人の学生が見てどう感じるのかはよくわかりません。

感想は長い。
戦争映画って総じて長いもんですけど、後半はけっこうぐろいシーンが多くて、
うわ・・・ってなるところっと場面が変わるみたいな繰り返しで、あんまり集中できなかった。
それにしても、自決シーンはきつかった・・・。
そして、にのがいつか死んじゃうのではないかとはらはらしてました。
特に最後のシャベルのシーン・・・米兵「おい、シャベルをおけ」って言ってるのに、にのが振り回すから、そのまま殺されるんじゃないかと・・・。よかった・・・。
99パーセント日本語の会話で、字幕もけっこう日本語をそのまま使ってました。
「天皇陛下万歳」とか字幕付いてなかったし・・・
なんか、あの日本的な感情って面白いとは思っても、理解とは違う気がするんだよね。
あと、ところどころ笑いが漏れていたのも理解できませんでした。
わたし的には、召集令状の回想シーンは一番切なかったのに、笑いが漏れててショック・・・(多分字幕のcongratulations!!と召集しに来た人に受けててんだと思う)

私は映画は絵的な美しさがないと「好き」ランクにはならないのですが、
Letters from Iwo jimaは戦争映画としてよく出来ていると思います。
Japanese viewだし、変な戦争映画を作られるよりはずっといい。
なんのために戦うのか、硫黄島を守るのかが
「本土にいる家族が一日も幸せに生きるために」と明言されてるのが良かった。

でも、しばらくはこの手の映画は見たくないな。

座席が100ちょいくらいの小さい映画館で見たんだけど、観客は5、6人でした。
しかも、おじいちゃんばっか(笑)途中で寝てる人いるし。
ここはのどかな田舎の映画館か!?って思いました。
いいえ、マンチェスターは一応都市です。


渡辺謙って毎回おいしい役だなあ。クリック。



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by xx-miki-xx | 2007-03-15 08:13 | いろいろ紹介

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